2012年10月17日水曜日

映画「ノーカントリー」

ようやく観ました。

原題は「NO COUNTRY FOR OLD MEN」
監督はコーエン兄弟
アカデミー賞では作品賞にも輝いています。

物語は、麻薬取引に使われた大金を偶然手に入れた男とそれを追う殺し屋シガー、そしてシガーを追う保安官の3人の話。

とにかくシガーが怖すぎる。
シガーは情けなど持ち合わせず、自分のルールに従って淡々と人を殺す殺し屋。
武器も不気味で圧縮空気が入っているボンベを使って空気を至近距離で飛ばして殺す。
見た目はただのボンベなので相手も撃たれるまでなんなのかわからない。
もう一つはサイレンサー付きのショットガン。
サイレンサーが付いてるのは拳銃程度の大きさのものなら観たことあるけど、ショットガンは初めて観た。
演じているのはハビエル・バルデム
観たことあるので言えば「ビューティフル」の主演もやっていた。
ここまでシガーが怖く感じられたのも俳優の演技によるものが大きいと思います。

ラストは難しい。
自分で解釈する必要のあるラスト。

この映画の主人公は保安官なのかな?
保安官とシガーとの対比も描かれていたし。

モスとシガーのやりとりがメインで進んで行くが、保安官とシガーのやりとりが少ないのが残念。

でも素晴らしく面白い映画。
ラストが嫌いな人も多そうだけど、なんでもかんでも説明してくれる映画なんかよりは良いと思います。



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